ビジネスシーンに欠かせないアイテムである「名刺」。
名刺は、名前や連絡先を伝えるだけでなく、販促ツールとして活用できる一面があります。
相手とのコミュニケーションの第一歩となる名刺で、相手の心をつかみ、興味を持ってもらうためのポイントをご紹介します。
相手に期待するリアクションから逆算して、載せる内容を決める
名刺を作成することになった時、デザインよりも先に考えなければいけないことがあります。
それは、「名刺をきっかけに、相手にどんな行動をしてほしいか」ということ。
コミュニケーションは相手がいてこそ成り立つもの。こちらからの投げかけに対して、どんな反応が返ってくるかをイメージしたうえで載せる内容を決めていきます。
あなたが今使っている名刺は、相手にどのようなリアクションをしてほしいか、明確になっていますか?
どこへ連絡をとればいいか、何を見たらよいか、相手は迷わずに選ぶことができますか?
一方的な情報の押し付けにならないように、受け取る立場で名刺を見直してみましょう。
名刺には、「自分が何者であるか」を相手に伝えるという大きな役割があります。
名刺交換の際、受け取った相手がパッと見て理解できるように、名前や所属先はわかりやすく!
また、短い時間であなたのことを認識してもらうためには、ロゴやイメージカラーなどを使うのも効果的です。会社のマークは、相手に安心感を与えることにもつながります。
載せたい情報を整理して、伝えたいポイントを絞る
名刺という小さい紙面に載せられる情報量には限りがあります。
内容を整理しないまま詰め込んでしまうと、見づらいうえに安っぽくなってしまうので、情報が多くなる場合は見せ方に工夫が必要です。
名刺は、「この仕事を、この私がやっています」とお知らせするもの。
ビジネスの場ではとても大切に扱われ、「自分の(あるいは相手の)分身だと思って丁寧に扱いましょう」とまで言われています。
名刺が安っぽく見えると、あなた自身も「軽く」見られてしまうかもしれません。
相手と信頼関係を築き、「仕事を任せても大丈夫」と思ってもらうために、名刺も第一印象が大事です!
ごちゃごちゃして読みにくい名刺は、相手にストレスを与えるだけです。
名刺で好印象を残すためには、伝えたいポイントを絞り、紙面にバランスよく配置することが必要です。
ちょっとした工夫や補足情報で、名刺の存在感がアップ!
●写真やイラストで自分の顔を入れる
困りごとは、顔の見える相手のほうが安心して相談できます。対面ではなかなかマスクを外せませんが、顔写真や似顔絵を載せることであなたの顔を覚えてもらい、親近感を持ってもらえます。
●プロフィールを充実させる
経歴や資格、趣味などが載っていると、あなた自身に興味を持ってもらうことができます。ただし、内容によっては自慢と受け取られてしまう場合があるので、相手との共通の話題になるよう心がけます。
●キャッチフレーズや企業理念を載せる
自社の方針や考え方などを表現したキャッチフレーズなどを載せておくと、短い言葉で効果的に自社の得意分野をアピールすることができます。
●2次元コードを使ってより多くの情報を伝える
ホームページのアドレスは2次元コードを載せておくことで検索の手間を省き、アクセスしてもらいやすくなります。2次元コードでは、サイトのURL以外にも、動画や画像ファイルへのリンクや、日本語の文字情報を表示させることもできます。
●担当業務別に複数の名刺を用意する
業務内容が多岐にわたる方は、相手によってアピールポイントが違ってきます。サービス内容や業務ごとに別々の名刺を作成しておけば、状況に応じて使い分けることができます。
●メッセージ記入欄を作る
置き名刺をすることが多い方は、あらかじめ名刺にメッセージを書き込むためのスペースを作っておきます。訪問先の相手が不在でも、スマートに伝言を残すことができます。
●表裏を連動させる
連絡先などの情報が表面に収まっているほうが相手に親切ですが、裏面が真っ白なのは何だか物足りない感じがします。両面つながったデザインにすることで、相手の視線を裏面へ誘導することができます。
まとめ
せっかくなら、相手とのコミュニケーションが円滑になる名刺がいいですよね。
渡す相手のことを考えながら作成した名刺は、あなたの営業活動をサポートしてくれる心強い味方になります。
名刺は、立派な販促ツール!
コミュニケーションの糸口になり、相手との距離感を縮めることに役立ちます。
すがの印刷では、様々なアイディアを提供し、あなたにぴったりの名刺をお作りします。
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